第三者機関における
骨盤底筋EMSトレーニング機器の
効果検証結果

2024.08.26
加齢や出産、運動不足などによって機能が低下する「骨盤底筋」。この「骨盤底筋」の機能低下が「尿漏れ」「便失禁」「便秘」、さらには「性機能への影響(生理痛や性快感の減少)」の原因となることが指摘されています。
このような骨盤底筋の機能低下に対処するため、骨盤底筋を効果的に鍛えるEMSトレーニング機器が注目を集めています。
今回、『MYTREX』を製造・販売する株式会社創通メディカルは、第三者機関による検証を通じて、EMS技術が骨盤底筋群の筋力を強化し、膣圧や尿漏れの改善に寄与することを確認しました。

■検証概要

本試験は、不適格症例がないと認められた3名に対し、1日1回15分の頻度で12週間、各個人の状態に合わせたEMSレベルで使用して実施されました。使用前後を比較検証した結果、全被験者において膣圧の有意な向上が見られ、平均13.39%向上しました。これにより骨盤底筋力も向上したと考えられます。また、被験者の体感においても、生理痛や便秘の緩和、夜間頻尿の減少など、有意な変化が確認されました。
図1 EMS刺激による検証結果概要
期間:計94日間(2024/5/2~8/3)
被験者:計3名(女性3名、年齢25~55歳)
・各被験者に見られた具体的な変化の詳細
オレンジ(25歳・女性・出産経験なし)

使用前後で膣圧が15.00%向上し、便秘の頻度も低下しました。
グリーン(33歳・女性・出産経験1回)
使用前後で膣圧が15.44%向上し、生理痛の改善や便秘の頻度の低下が見られました。
ピンク(55歳・女性・出産経験3回)
使用前後で膣圧が9.74%向上し、夜間頻尿の回数減少や睡眠の質が向上しました。

■結論

これらの結果から、骨盤底筋をEMSで刺激することは、膣圧の向上を通じて尿漏れや便秘、生理痛、夜間頻尿などの症状を改善する効果があると結論付けられます。また、試験期間中に体調の異常を訴える者はいなかったので安全性に関して問題ないことも確認されました。
骨盤底筋を鍛えることにより、日常生活の質の向上が期待できると考えられます。
※本検証については医療行為や効果を保証するものではありません。