夏から秋にかけて冷えに要注意!
『秋バテ』は温活がポイント!?

2022.09.07
9月に入り、まだまだ蒸し暑さを感じる日が予想される中、「夏バテ」ならぬ「秋バテ」という言葉を耳にしたことはありますか?
「秋バテ」は夏の疲れや、朝晩の気温差、冷房の効きすぎた部屋で体が冷えすぎるなど、これらが原因で自律神経のバランスが乱れ、「食欲がなく、胃がもたれる」「疲れやすい」「眠りが浅い」などの不調があらわれることを指します。
しかし、「秋バテ」は根本的な原因が夏の生活習慣による冷えなので、対策はいたってシンプル。とにかく“体を温めてあげる”ことが重要になります。
そこで今回は夏の疲れを残さない「秋バテ温活」についてお話します。

「秋バテ温活」って一体なにをすればいいの?

「体を冷やしたらダメ」
誰しもが一度は言われたことがある言葉ではないでしょうか。
「冷え」は万病のもと、という言葉があるように、「お腹が冷えると下痢をしやすい」「肩が冷えると肩こりや頭痛につながる」など体を冷やすことは体の不調につながりやすいとされてきました。
そこでポイントとなるのが「温活」です。
温活とは、冷えに関する「体質」を改善するために、体の内側・外側からアプローチする健康法です。暖房やストーブといった外からの力に頼らずに、自らの力で体を温めます。
温活をやってみたいけど「具体的にはなにをすればいいのか分からない」「漢方とかヨモギ蒸しとかお金も時間もかかりそう…」と思っている方も多いかもしれません。
そんな方は、まずは日常生活の中で無理なくとりいれられることから始めましょう。
温活は、体を冷やさないこと体を温めることが基本なので、
朝一杯白湯を飲む、湯船につかる、冷たいジュースを飲みすぎない、エレベーターではなく階段を使う、など無理のない範囲で始められるものがたくさんあります。

簡単に取り入れられる「温めグッズ」もおすすめ

生活習慣を変えるのはハードルが高いかも…という方には、体を芯から温めてくれる「温めグッズ」を取り入れるのもおすすめです。
現在では手軽に体を温める便利アイテムが増えています。温活グッズを使って温めたい場所は、「おなか」です。
少し寒くなると手足の冷えが気になる方が増えますが、体の中心の温度を上げるために末端まで血液が運ばれにくくなり、手足が冷えてしまいます。
まずは、体の中心である「おなか」を温めたり、運動をして代謝を良くすることが、末端の冷えの解消につながるのです。
秋の初めはまだ冷えを意識することは少ないかもしれませんが、おなかや下半身を触って冷たく感じるなら、体が冷えている可能性が。夏の間の運動不足やクーラーのあたりすぎからくる冷え不調を防ぐためにも、温活を意識して体を温めてくださいね。